中国美術学院(杭州)における研究交流
中国美術学院(中国浙江省杭州市)
令和8(2026)年9月24日・25日の両日、中国浙江省杭州市の中国美術学院を訪問し、美術史研究に関する学術交流を行いました。
中国美術学院は、中国を代表する美術系高等教育機関の一つであり、中国美術史の研究や美術教育において重要な役割を担っています。今回の訪問では、藝術人文学院副院長 万木春教授をはじめとする同学院の教員・大学院生と交流し、今後の研究協力の可能性について意見を交換しました。
24日には、美術史を専攻する大学院生とのラウンドテーブルディスカッションを開催しました。学生からは、日本美術史の研究方法、作品と文献資料の関係、デジタルアーカイブの活用、国際的な視野から美術史を研究する意義など、多岐にわたる質問が寄せられました。これらをもとに、それぞれの研究課題や研究環境について活発な意見交換が行われました。また、象山キャンパスの施設を視察するとともに、杭州周辺の歴史的な文化遺産を訪れる機会もあり、中国美術の研究対象となる地域の歴史や文化的環境について理解を深めました。
今回の訪問にあたっては、当研究所客員研究員の後藤亮子氏に、現地での調整、同行、通訳など、多岐にわたるご協力をいただきました。同氏のサポートにより、円滑かつ充実した研究交流を行うことができました。
東京文化財研究所と中国美術学院との間では、これまでも研究者の講演や学術論文の寄稿などを通じた交流が重ねられてきました。今回の訪問を契機として、両機関の学術交流がさらに発展することが期待されます。
