国際セミナー「無形文化遺産の共有」 メキシコ合衆国オアハカ市

国際セミナー「無形文化遺産の共有」

 この国際セミナーは、国際社会科学会議、メキシコ国立大学等の主催、メキシコ政府及びオアハカ市の全面協力で開催されたもので、アジアから唯一の参加者として無形文化遺産部の宮田が招聘され、“The Creation of Future Intangible Cultural Heritage in Japan”というテーマでの講演を行いました。メキシコは無形文化遺産保護条約の政府間委員会委員国であり、また現在各国から提出されている代表リスト登録候補を検討する補助組織の構成国でもあり、無形文化遺産に関する活動を積極的に展開している国の一つです。このセミナーにも、ユネスコ事務局をはじめ、無形文化遺産保護条約締約国総会議長のカズダナール氏やなど、無形文化遺産保護に関する重要人物も招聘され、地元関係者との間で活発な議論が展開されました。無形文化遺産部では、今後もこうした機会には積極的に参加し、日本の経験を広く発信したいと考えています。

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