「文化財修復処置に関するワークショップ-モジュラー・クリーニング・プログラムの利用について-」開催報告

開講式後の集合写真

 保存科学研究センターでは、令和元(2019)年10月の「文化財修復処置に関するワークショップ-ゲルやエマルションを使用したクリーニング法-」開催を端緒に、海外の最先端の保存修復専門家による研修を開催しています。
 今年度はアメリカ人絵画保存修復専門家クリス・スタヴロウディス(Chris Stavroudis)氏を招聘し、アートリサーチセンターと共催で令和5年(2023)10月25日~27日に開催しました。モジュラー・クリーニング・プログラムは文化財のクリーニングに要する要素を独自のシステムで算出するプログラムで、その有用性から欧米では広く使用されているプログラムになります。今回、アジアで初めての開催であり、多くの受講者が参加しました。
 なお、詳細については下記のアートリサーチセンターのHPに掲載されておりますのでご参照ください。
https://ncar.artmuseums.go.jp/reports/collections/conservation/workshop/post2023-532.html

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