柳澤孝資料デジタル化フィルムのリスト公開

柳澤孝資料の一部
データベース画面

 東京文化財研究所の前身である美術研究所に長らく奉職した柳澤孝氏(1926〜2003)は日本仏教絵画史の第一線の研究者として晩年まで活躍し、緻密かつ極めて鋭い観察眼によって研究史の基礎となる論文を数多く執筆しました。柳澤氏の没後、自宅に保管されていた大量の写真フィルムはそのほとんどが教鞭をとっていた慶應義塾大学美学美術史研究室に寄贈されましたが、研究所の職務に関わって撮影されたとみられるフィルムは文化財情報資料部で受け入れました。
 柳澤氏の没後から20年以上を経て、国内外で行なった調査で撮影されたポジフィルムおよび収集した紙焼き写真のコレクション計1,297点をすべてデジタル化し、東京文化財研究所のウェブサイトでデータベースを公開しました。
https://www.tobunken.go.jp/materials/yanagisawa_film
 ポジフィルムの中には当時まだ珍しかった赤外線ビデオカメラで撮影された作品画像が含まれており、戦後の早い時期から科学的手法を文化財調査に取り入れていた美術研究所の軌跡を知る上でも大変貴重なものと言えます。デジタル化した画像は資料閲覧室内で公開しています。ご利用についてはウェブサイトをご覧ください。
https://www.tobunken.go.jp/joho/japanese/library/application/application_image.html

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