第5回無形民俗文化財研究協議会

 無形文化遺産部では毎年、無形の民俗文化財の保護と継承に関わる諸問題について話し合う研究協議会を開催しております。その第5回を、「無形の民俗の保護における博物館・資料館の役割」をテーマとして、2010年11月18日に当研究所セミナー室において開催しました。近年、博物館や資料館の活動が多様化するなかで、地域の文化を代表するものとして、無形の民俗文化財の保護や継承に積極的に取り組む例が増えています。協議会では、全国から4件の博物館・資料館の事例について現状や課題を報告をしていただき、それをもとに活発な討議が行われました。この協議会の内容は、2011年3月に報告書として刊行する予定です。

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