紀州徳川家伝来楽器コレクション調査

 無形文化遺産部では、平成18年度から国立歴史民俗博物館の共同研究「紀州徳川家伝来楽器コレクションの研究」に研究代表者として参加しています。紀州徳川家は、江戸後期に彦根藩と並んで雅楽器を中心とする一大コレクションを形成しましたが、その中には由緒のある楽器が多く含まれています。7月は、箏と琵琶の内部にCCDカメラを挿入して内部に書かれている銘などを観察する補足調査を行い、いくつかの情報を入手しました。報告書は平成22年度に公表する予定です。

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