「東アジア文化遺産フォーラム」への出席
ソウル宣言の共同発表・署名
平成21年10月27日、韓国ソウルにて「東アジア文化遺産フォーラム(East Asian Cultural Heritage Forum)」が開催され、東京文化財研究所(東文研)からは鈴木規夫所長、岡田健・文化遺産国際協力センター国際情報研究室長、森井順之・保存修復科学センター研究員が出席しました。このフォーラムは韓国・国立文化財研究所(韓文研)の設立40周年記念行事の一環であり、韓文研と共同研究を実施している日本・中国・モンゴル・ロシア極東地域の各研究機関長が一堂に会し、文化遺産保護に関する国際共同研究の将来について議論が交わされました。議論の結果、参加各国の文化遺産が持つ特色を相互に理解したうえで、各研究機関のネットワークづくり、共同での人材育成にむけて努力することで合意し、「(東アジア文化遺産の保護に関する)ソウル宣言」を共同で発表、署名を行いました。