イラン文化遺産セミナーの開催ならびにイラン文化遺産手工芸観光庁および文化遺産観光研究所との協力趣意書の締結

協力趣意書の締結

 イラン・イスラム共和国は、アケメネス朝ペルシアの王都ペルセポリスや、その繁栄ぶりから「世界の半分」と称賛されたイスファハーンなど、世界有数の文化遺産を有しています。
 東京文化財研究所ではこのたび、モハンマド・ハッサン・タレビアーン博士(イラン文化遺産手工芸観光庁副長官)およびモハンマド・ベヘシュティ・シラージー博士(イラン文化遺産観光研究所所長)をお招きし、3月29日に「イラン文化遺産セミナー」を開催しました。日本人専門家の講演とあわせて、お二人には同国の歴史文化的背景と文化遺産保護についての興味深いお話をいただきました。
 セミナー終了後、東京文化財研究所、イラン文化遺産手工芸観光庁、イラン文化遺産観光研究所の三者の間で趣意書を取りかわし、今後5年間にわたって、イランの文化遺産を保護するため様々な学術分野において協力することを約束しました。

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