今年度の総合研究会

今後50年間に震度5強以上の内陸直下型地震を被る確率が20%以上の国宝文化財
(○:建造物、△:美術工芸品のうち赤色で示したもの。赤色や緑色の線は内陸活断層の位置)
(二神葉子「文化財のGISデータベース化と地震危険度評価」の発表資料より)
(○:建造物、△:美術工芸品のうち赤色で示したもの。赤色や緑色の線は内陸活断層の位置)
(二神葉子「文化財のGISデータベース化と地震危険度評価」の発表資料より)
東京文化財研究所では総合研究会を開催しています。総合研究会とは各部・センターの研究員が各自、テーマを設定し、研究プロジェクトの成果を発表し、それに対して所内の研究者が自由に討論する研究会です。
今年度は平成19年6月5日(火)に第1回総合研究会を開催し、文化遺産国際協力センターの二神葉子が「文化財のGISデータベース化と地震危険度評価」と題する発表を行いました。文化財の防災対策にとってGISの活用がいかに有効であるかを論じました。
今後は下記の通り開催する予定です。
- 第2回 平成19年7月10日
- 「宗湛の研究」
- (企画情報部・綿田稔)
- 第3回 平成19年10月2日
- (仮題)「文化財の調査のための新しいX線検出器の開発」
- (保存修復科学センター・犬塚将英)
- 第4回 平成19年12月4日
- (仮題)「磨崖仏の保存施設としての覆屋の評価」
- (保存修復科学センター・森井順之)
- 第5回 平成20年1月8日
- (仮題)「仏教図像の研究」
- (企画情報部・勝木言一郎)
- 第6回 平成20年2月12日
- (仮題)「人形浄瑠璃文楽」
- (無形文化遺産部・鎌倉恵子)
- 第7回 平成20年3月4日
- (未定)
- (副所長・三浦定俊)
講師等の都合により、日程や内容を変更することがあります。