「想-IMAGINE」東文研版の起ち上げに向けて
「想-IMAGINE」東文研版のブラウザ画面
企画情報部では、今年度中に連想検索技術を用いた情報探索サービス「想-IMAGINE」東文研版を起ち上げるべく、現在、準備を進めています。
「想-IMAGINE」とは国立情報学研究所が開発・公開している検索サービスです。それは図書館の蔵書データベース、書店や古書店の在庫データベース、文化財に関するデータベース、百科事典や観光情報など、さまざまなジャンルの情報源から、さらに深く知りたい情報を指定して、それを基点に連想を深めることを可能にしてくれるまったく新しい検索方法です。
「想-IMAGINE」は国立美術館版、早稲田大学演劇博物館版など、機関独自のデータベースを組み合わせた検索サービスもすでに運用が始まっています。東文研版もこれらと同様に、「東文研・美術関係文献」「東文研・尾高コレクション」などを組み合わせた独自の検索サービスになります。「東文研・美術関係文献」では約40万件のデータを、「東文研・尾高コレクション」では日本人研究者として初めてアフガニスタン、バーミヤーンを調査した尾高鮮之助の撮影写真約2,000枚を公開します。
文化財研究にとってはたいへん有益な情報が発信されると期待されます。