陝西唐代陵墓石彫像保存修復に関する研究会(西安)

研究会
順陵の視察

 2004年度以来、西安文物保護修復センターと共同で推進してきた「唐代陵墓石彫像保護修復事業」は、いよいよ本年度をもって終了します。この共同事業においては、毎年一回日中専門家による研究会を開催してきました。第5回目となる今回は、その最終回として、事業の成果を中国各機関・大学等の専門家に披露するとともに、これを機会に石造文化財の保存に関する各種の問題について意見交換と交流を図ることを目的として、11月17日、18日間の日程で、今までより規模の大きな研究会を西安市において開催しました。約40名の専門家が参加し、17日の現地視察に続いて、18日には活発な発表と討論が行われました。研究会の主な内容は以下の通りです。
森井順之(東文研)
 九州臼杵摩崖石仏覆い屋建造後の環境観測
友田正彦(東文研)
 石造遺跡の保存管理―アンコール遺跡群の場合―
津田豊((株)ジオレスト
 :UNESCO龍門プロジェクト専門家)
 龍門石窟の結露現象
方雲(中国地質大学・武漢)
 順陵石刻の亀裂変形観測
甄広全(西安文物保護修復センター)
 石質保護材料研究
朱一清(中衛康隆ナノ科技発展公司)
 石質文物保護材料とその評価体系
万俐(南京博物院)
 江蘇句容貌山華陽洞摩崖題刻の保護
馬濤(西安文物保護修復センター)
 乾陵石刻の表面保護処理

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