『無形文化遺産研究報告』の刊行

 『無形文化遺産研究報告』第4号が2010年3月に刊行されました。本号には、「無形文化遺産の保護に関する条約」(略称「無形文化遺産保護条約」)に直接かかわる報告が3件(宮田繁幸「実施段階に入った無形文化遺産保護条約」・松山直子「アジア太平洋地域の無形文化遺産―代表一覧表記載案件の分類と専門機関の役割―」・星野紘「無形文化遺産保護の挑戦―日本国内およびアジア太平洋諸国を訪れて―」)掲載されています。「無形文化遺産保護条約」が発効したのは2006年4月20日です。無形文化遺産に対する認識や対応は、様々な事由によって条約批准国ごとに異なっており、それだけに多岐にわたる複雑な問題をはらんでいます。報告はその一端を示す内容となっています。
 前号までまでと同様、全頁のPDF版をホームページ上で公開する予定です。

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