第44回木村伊兵衛写真賞受賞者決定
2019年03月写真家木村伊兵衛の業績を記念し、優れた新人写真家に贈られる木村伊兵衛写真賞(主催:朝日新聞社、朝日新聞出版)の第44回目の受賞者が19日に発表され、岩根愛に決定した。対象作は写真集『KIPUKA』、展示「FUKUSHIMA ONDO」。 (English)
写真家木村伊兵衛の業績を記念し、優れた新人写真家に贈られる木村伊兵衛写真賞(主催:朝日新聞社、朝日新聞出版)の第44回目の受賞者が19日に発表され、岩根愛に決定した。対象作は写真集『KIPUKA』、展示「FUKUSHIMA ONDO」。 (English)
世界の優れた芸術家を顕彰する高松宮殿下記念世界文化賞(主催:公益財団法人日本美術協会)の第31回受賞者が17日発表された。美術関係では、絵画部門で、「動くドローイング」と呼ばれる独自のアニメーションで母国・南アフリカ共和国の陰鬱な歴史の痛みを表出させたウィリアム・ケントリッジ、彫刻部門で、インスタレーション等多彩な表現を駆使し、疎外された人間の苦しみを表現し続けている英国のモナ・ハトゥム、建築部門で、多様な素材を使い環境と調和した作品群が高く評価される米国の建築家トッド・ウィリアム&ビリー・ツィンが受賞した。 (English)
前年に優れた成果を挙げた写真家に贈られる土門拳賞(主催:毎日新聞社)の第38回受賞者が高橋智史に決定したことが20日に発表された。受賞対象は写真集『RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い』。 (English)
愛知県で開催中だった国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、企画展「表現の不自由展・その後」が抗議や脅迫で中止に追い込まれた問題で、文化庁は26日、県が円滑な運営を脅かす重大な事実を認識していたにもかかわらず申告しなかったとして、補助金適正化法に基づき、芸術祭への補助金を交付しないと発表した。手続きの不備による不交付は異例。これを受けて多くの有識者や団体が抗議声明を発表、10月9日には全国美術館会議が撤回を求める文化庁長官宛要望書を提出した。 (English)
日本芸術院(院長:黒井千次)は22日、2018年度の日本芸術院賞受賞者を発表した。第一部(美術)で真神巍堂(書、改組新第4回日展出品作「碧潯」に対して)が恩賜賞・日本芸術院賞を、池川直(彫塑、改組新第5回日展出品作「時の旅人」に対して)、並木恒延(工芸、改組新第1回日展出品作「月出ずる」に対して)が日本芸術院賞を受賞した。 (English)
日本・東洋美術に関する優れた研究を対象とする第31回國華賞は奥健夫『仏教彫像の制作と受容―平安時代を中心に―』(2019年)に、國華展覧会図録賞は山下真由美「鳥取画壇の祖 土方稲嶺―明月来タリテ相照ラス」展図録(2018年、鳥取県立博物館)に贈られることが決定した。 (English)
保存科学・修復の現場で優れた業績をあげた個人・団体を顕彰する読売あをによし賞(主催:読売新聞社、特別協力:文化財保存修復学会)の第13回目の受賞者として、本賞にオホーツク文化の研究や出土品等の保存時取り組んできた北構保男(北海道根室市)、奨励賞に棚田の再生や後継者育成を進めるNPO法人の棚田LOVER’s(永菅裕一理事長、兵庫県市川町)、特別賞に災害で被災した古文書等の救出、保全活動を行なっている歴史資料ネットワーク(奥村弘代表委員、神戸市灘区)が決定した。 (English)
12日に東日本に上陸し猛威をふるった台風19号(令和元年東日本台風)は、文化財にも甚大な被害をもたらした。世界文化遺産に登録されている群馬県富岡市の富岡製糸場では繰糸所の窓ガラスが破損、長野県松本市の旧開智学校では塔屋のしっくいが剥落した。また神奈川県の川崎市市民ミュージアムでは、地下階の収蔵庫が浸水し23万点もの収蔵品が被災。写真や映画フィルムの搬出作業を手始めに被災収蔵品のレスキュー活動が全国の美術館・博物館の学芸員や専門家の参加により行なわれ、2020年6月に全ての搬出作業が完了した。 (English)
文化審議会は17日、明治初期に建てられた旧開智学校校舎(長野県松本市)を国宝に、曹洞宗大本山の永平寺(福井県永平寺町)や真宗本廟東本願寺(京都市)等、6件の建造物を重要文化財に指定するよう柴山昌彦文部科学相に答申した。 (English)
文化審議会は18日、英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計した旧島津家本邸(東京都品川区)や庁舎建築の先駆けとされる神奈川県庁舎(横浜市)等6件の建造物を重要文化財に指定、また、兵庫県たつの市龍野地区と鹿児島県南さつま市加世田麓地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう、萩生田光一文部科学相に答申した。 (English)
23日より英国の大英博物館で「The Citi exhibition Manga マンガ」が開催された(8月26日まで)。葛飾北斎の漫画や河鍋暁斎の「新富座妖怪引幕」、明治期の新聞漫画等も交え、今日に至る日本の漫画の歩みや社会との関わりを紹介する内容の展覧会で、国外の漫画展としては史上最大規模。若年層を多く含む約18万人という来場者数を記録した。 (English)
政府は29日、2019年度の文化勲章受章者6名と文化功労者21名を決定した。美術関係では、報道カメラマンとして活動を始め、国内外の子どもを被写体とした独自の世界を作り上げて写真家の地位向上に尽力した写真家の田沼武能が文化勲章受章者に、照明で空間をデザインして環境を活性化させることを提唱し、東京タワーや姫路城等のライトアップを手がけた照明デザイナーの石井幹子、自然と時代を丁寧に考証した作品が装飾性と精神性を兼ね備え、日本画の確たる表現を築いたとして高く評価された日本画家の田渕俊夫、少女漫画を多彩で深みのある内容表現が可能なジャンルへと発展させた漫画家の萩尾望都が文化功労者に選ばれた。 (English)
岩手県立博物館(盛岡市)は5日、県内外の遺跡から出土し自治体から保存処理を依頼されるなどした金属製の文化財の一部を、同館の上席専門学芸員(2020年3月に解雇)が所有者に無断で切り取って分析する行為を繰り返し行なっていたと発表、謝罪した。12月16日には重要文化財2点(岩手県平泉町柳之御所・平泉遺跡群より出土した「火舎」「花瓶」)からの無断切り取りが行なわれたことを岩手県教育委員会が公表。2022年の最終報告では計103点の文化財が被害にあったことが報告された。 (English)
31日未明、首里城(沖縄県那覇市)で火災が発生し、正殿と北殿、南殿が全焼した他、あわせて9棟の建屋が焼損した。焼失した正殿を中心とする建築群は、太平洋戦争中の沖縄戦で1945年に焼失した後、1992年に再建されたもの。また焼失した建屋内には琉球王国時代からの1500点以上の絵画や漆器等の工芸品も収蔵されており、正殿に常設の展示品421点が焼失、焼損した。 (English)
16日より東京国立博物館で「特別展 顔真卿 王羲之を超えた名筆」が開催された(2月24日まで)。書の普遍的な美しさを法則化した唐時代に焦点をあて、後世に大きな影響を与えた顔真卿の人物や書の本質に迫る展覧会で、台北・故宮博物院が所蔵する「祭姪文稿」をはじめとする名品を展示、さらに甲骨文から清代、日本の書に至る書道の歴史を問い直す構想が話題を集めた。 (English)
日本の彫刻界に貢献する目的で創設された中原悌二郎賞(主催:北海道旭川市・同市教育委員会)の選考が8日に行なわれ、第41回目の受賞作が三沢厚彦の「Animal 2018―01」に決定した。 (English)
優れた美術評論や美術史の研究を顕彰する倫雅美術奨励賞(主催:公益信託倫雅美術奨励基金)の第31回目の受賞者が7日に発表され、美術史研究部門は『超現実主義の1937年 福沢一郎『シュールレアリズム』を読みなおす』の著者(共著)である伊藤佳之(福沢一郎記念館非常勤嘱託)、美術評論部門は「駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙」展の企画及びカタログ中の論文を担当した片多祐子(横浜美術館学芸員)が選ばれた。 (English)
宮崎県都城市は5日、メタボリズム建築の代表作とされる菊竹清訓設計の旧都城市民会館を解体する方針を発表した。同建築は1966年に完成、都城市の文化振興拠点として利用されたが、老朽化に伴い2007年に閉館、以後活用の見通しが立たず、市民アンケートの結果もふまえて解体を決定したもの。解体工事は7月23日に開始され、2020年3月に終了。解体に際しては建物の形状を3次元スキャンで立体的に記録し、建築的価値の継承と新たな保存手法の構築を目的としたデジタルアーカイブのプロジェクトが実施された。 (English)
文化審議会は21日、弘法大師空海が修復工事に関わった国内最大級のため池である満濃池(香川県まんのう町)等3件を名勝に、戦国大名の真田氏ゆかりの岩櫃城跡(群馬県東吾妻町)等8件を史跡に指定、耶馬渓の景観を生かした平田氏庭園(大分県中津市)等3件を登録記念物に登録、防風林による緑豊かな住環境が特徴の「今帰仁村今泊のフクギ屋敷林と集落景観」(沖縄県今帰仁村)を重要文化的景観に選定するよう柴山昌彦文部科学相に答申した。 (English)
第41回サントリー学芸賞(主催:サントリー文化財団)の受賞者が12日に発表、美術関係では芸術・文学部門で桑木野幸司(大阪大学准教授)の『ルネサンス庭園の精神史』が受賞した。 (English)