金属製文化財の切り取り

記事番号:05428
年月:2019年06月

岩手県立博物館(盛岡市)は5日、県内外の遺跡から出土し自治体から保存処理を依頼されるなどした金属製の文化財の一部を、同館の上席専門学芸員(2020年3月に解雇)が所有者に無断で切り取って分析する行為を繰り返し行なっていたと発表、謝罪した。12月16日には重要文化財2点(岩手県平泉町柳之御所・平泉遺跡群より出土した「火舎」「花瓶」)からの無断切り取りが行なわれたことを岩手県教育委員会が公表。2022年の最終報告では計103点の文化財が被害にあったことが報告された。

登録日: 2023年09月07日
更新日: 2023年09月07日 (更新履歴)
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