文化勲章受章者、文化功労者決定

記事番号:05443
年月:2019年10月

政府は29日、2019年度の文化勲章受章者6名と文化功労者21名を決定した。美術関係では、報道カメラマンとして活動を始め、国内外の子どもを被写体とした独自の世界を作り上げて写真家の地位向上に尽力した写真家の田沼武能が文化勲章受章者に、照明で空間をデザインして環境を活性化させることを提唱し、東京タワーや姫路城等のライトアップを手がけた照明デザイナーの石井幹子、自然と時代を丁寧に考証した作品が装飾性と精神性を兼ね備え、日本画の確たる表現を築いたとして高く評価された日本画家の田渕俊夫、少女漫画を多彩で深みのある内容表現が可能なジャンルへと発展させた漫画家の萩尾望都が文化功労者に選ばれた。

登録日: 2023年09月07日
更新日: 2023年09月07日 (更新履歴)
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