旧都城市民会館の解体方針発表

記事番号:05414
年月:2019年02月

宮崎県都城市は5日、メタボリズム建築の代表作とされる菊竹清訓設計の旧都城市民会館を解体する方針を発表した。同建築は1966年に完成、都城市の文化振興拠点として利用されたが、老朽化に伴い2007年に閉館、以後活用の見通しが立たず、市民アンケートの結果もふまえて解体を決定したもの。解体工事は7月23日に開始され、2020年3月に終了。解体に際しては建物の形状を3次元スキャンで立体的に記録し、建築的価値の継承と新たな保存手法の構築を目的としたデジタルアーカイブのプロジェクトが実施された。

登録日: 2023年09月07日
更新日: 2023年09月07日 (更新履歴)
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