文部省の買上作品決定

記事番号:02566
年月:1965年02月

文部省では美術振興と作家個々の創作意欲を高めるために、毎年当該年度に発表された作品のうちから優秀作品を選んで買上げを行っているが、3日39年度買上作品を次の通り決定、発表した。なお当選考委員会には、作家側から辻永山口蓬春、評論家・学識経験者側から河北倫明富永惣一嘉門安雄柳亮、稲田清助の7名が出席した。〔日本画〕三谷十糸子「若人の朝」(第7回展出品)、中島清「川風」(第49回院展出品)、吉田善彦「富士月明」(同)、稗田一穂「流淵」(第29回新制作出品)〔洋画〕吉井淳二「水汲」(第49回二科展出品)、佐野繁次郎「街」(第18回二紀展出品)、野田好子「雲中夢」(第6回現代日本美術展出品)、岡田又三郎「パリの孤児」(個展出品)、岡部繁夫「作品W」(個展出品)〔彫刻〕朝倉響子「ともえさん」(第6回現代日本美術展)

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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