芸術院賞決定

記事番号:02291
年月:1961年04月

35年度第17回日本芸術院恩賜賞並びに芸術院賞が4月14日発表された。そのうち美術関係者は次の人たちである。 恩賜賞 川崎小虎 (日本画壇に尽くした功績に対し) 院 賞 第1部美術部門 岩田正巳 (第3回日展出品作「石仏」に対し) 西山英雄 (第3回日展出品作「天壇」に対し) 矢野橋村 (第3回日展出品作「錦楓」に対し) 新道繁 (第3回日展出品作「松」を中心とする近年の業績、とくに35年の個展に対し) 田崎広助 (「初夏の阿蘇山」、「朝やけの大山」ほかの連作に対し) 堀進二 (第3回日展出品作「人海」に対し) 佐治正 (第3回日展の漆工屏風「都会」に対し) 皆川月華 (第3回日展の染彩「濤」に対し) 安東聖空 (第3回日展のカナ「みなそこ」に対し) 中村蘭台 (第3回日展の篆刻「老子語和光同塵」 谷口吉郎 (東宮御所の設計とその他の業績に対し) なお、恩賜賞受賞者には賞金10万円、院賞は16名の受賞者に対し総額70万円が贈られる。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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