高村光太郎賞(第1回)

記事番号:01976
年月:1958年01月

高村光太郎記念会では、第1回高村光太郎賞の受賞を次の通り決定した。同賞は高村光太郎全集の印税をもとにして、詩と造型の二部門を対象に新設されたもので、忌日の4月2日に授賞式が行われ、受賞者に木の盆に「いくら回されても針は天極をさす」と彫つたものをブロンズにした記念品と賞金各10万円が贈られた。なお、高村光太郎記念会の理事長は高村豊周、造型部門選考委員は今泉篤男木内克菊池一雄高田博厚谷口吉郎土方定一本郷新である。造型部門の第1回受賞者は柳原義達(昭和32年度の作品)と決つた。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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