玉堂年金の買上げ作品内定

記事番号:01387
年月:1951年11月

芸術院会員川合玉堂が文化功労者年金五〇万円を辞退、これで日展作品を買上げ文部省に寄付すると申出で日展運営会で選考中であつたが、二八日次のように内定した。▽日本画「蔦のある白い家」堂本尚郎、「うす陽さす春の古城」児玉希望 ▽洋画「雪晴れの港」太田喜二郎、「婦人像」小山敬三、「バレリーナ」鬼頭鍋三郎 ▽彫塑「人間」加藤顕清、「五木の精」沢田晴広、「禿鷹」中村直人 ▽工芸「手織錦躍進壁掛」中村鵬生、「板金馬飾函」中野恵祥。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top