吉田五十八賞新設

記事番号:03092
年月:1975年03月

建築家吉田五十八を記念する「吉田五十八賞」がこのほど新設された。建築美術の優れた制作者に贈られるもので、未亡人寄贈による二億円の基金で吉田五十八記念芸術振興財団(理事長高橋誠一郎)が設けられた。対象は1―建築設計、2―建築意匠に関連する絵画、彫刻3―同じく工芸等の3部門で、各部門から各1点を選び、故人の命日である3月24日に第1回表彰を行い、以後毎年続けられる。選考委員は工芸家岩田藤七、彫刻家木内克、建築家谷口吉郎村野藤吾、吉村順三、画家東山魁夷杉山寧、小糸源太郎ら8名。賞金総額900万円内の予定。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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