高村光太郎賞(第1回)
高村光太郎記念会では、第1回高村光太郎賞の受賞を次の通り決定した。同賞は高村光太郎全集の印税をもとにして、詩と造型の二部門を対象に新設されたもので、忌日の4月2日に授賞式が行われ、受賞者に木の盆に「いくら回されても針は天極をさす」と彫つたものをブロンズにした記念品と賞金各10万円が贈られた。なお、高村光太郎記念会の理事長は高村豊周、造型部門選考委員は今泉篤男、木内克、菊池一雄、高田博厚、谷口吉郎、土方定一、本郷新である。造型部門の第1回受賞者は柳原義達(昭和32年度の作品)と決つた。
登録日: 2014年04月14日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)