上海戦線記念絵画製作

記事番号:00340
年月:1938年05月

上海軍報導部では部長木村大佐、金子少佐等の肝煎りで、支那事変記念画を作製することとなり、衛生上等兵として服務中の長坂春雄の斡旋により、同人を初め中村研一小磯良平江藤純平柏原覚太郎向井潤吉朝井閑右衛門、南正善、鈴木栄二郎(軍属服務中)及び脇田和の十名を製作者に選定して事業に着手した。此等の画家達は軍の委嘱により五月上旬上海に至り、戦線を視察の上夫々部署を定めて仕事に取りかゝつた。いづれも二百号の油絵とする筈である。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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