グッゲンハイム美術賞国際審査委員に阿部展也選ばれる

1960年01月

米国のグッゲンハイム財団が設定した国際的な美術賞であるグッゲンハイム美術賞の国際審査委員に、日本から初めて阿部展也(国際造形芸術連盟執行委員)が選ばれた。国際審査委員の構成は、サール(仏)、クーチロス(スイス)と阿部の三人である。なお、日本作家の選考は阿部のほか今泉篤男富永惣一による国内委員によつて決められる。

ルガーノ国際版画展出品作家きまる

1960年01月

来る4月15日から6月まで、スイスのルガーノで開かれる第6回「ルガーノ国際版画展」への日本の出品作家は次の4名に決定した。海老原喜之助(石版)、初山滋稲垣知雄吉田遠志(木版)。この選考は、国際文化振興会が中心となつて行なわれた。ルガーノ国際展の審査員には、パリ在住の浜口陽三が招れたが、日本人が審査員になるのは今回がはじめてである。

赤門の修理始る

1960年01月

東大の赤門は、現在重要文化財に指定されているが破損が甚しいため、昨年10月から文化財保護委員会の直営工事として根本修理に着手していたが、仮設工事を終り、9日修理事務所開所式を挙行し、いよいよ本格的工事に入つた。修理完了は36年3月末の予定。

ビルマに仏像贈る

1960年01月

昨年以来、アジア善隣国民運動中央本部が中心となり、共に仏教国である日本・ビルマ両国親善の一助として、ビルマに仏像を送る計画が進められていたが、このほど香取正彦内藤春治のもとで完成した。仏像はブロンズ製で、純金、メノウ、水晶、白金で仕上げられ、高さ1米、150瓩、製作費は1千万円。1月12日ラングーンで開かれる第4回仏典結集大会の席上贈呈式を行う。

エジプト染織美術展開催

1960年01月

世界的コレクションとして知られる鐘淵紡績所蔵の1000余点のエジプト・コプト織から芸大教授新規矩男が選定し、同コレクションを主体にエジプト染織美術を紹介したもの。コプト織の逸品が数多く陳列された。