日本美術報国会創立

記事番号:00818
年月:1943年05月

大政翼賛会文化部では文部省と情報局との協力のもとに全日本美術作家を一丸とする社団法人日本美術報国会を創立し、その創立総会を十八日発起人二百八十余名参集のもとに開いた。横山大観会長に就任と共に各部の部会長、幹事長を次の如く決定した。第一部(日本画)野田九浦山口蓬春、第二部(油絵)辻永木村荘八、第三部(彫塑)石井鶴三加藤顕清、第四部(工芸)高村豊周山崎覚太郎。この部会長、幹事長は何れも理事となるが、このほか理事には芸術院会員の各部から一名づつが就任した。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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