第一部会建白書提出 

記事番号:00038
年月:1936年04月

既述の如く、第一部会では去る二月十三日総会を開いて文相に建白することを決議したが、其の後大事件の勃発、内閣の更迭等に依つて機を逸し延び延びになつてゐた所、愈々之を実行することとなり、四月二十三日午後、島田墨仙飛田周山野田九浦矢沢弦月勝田蕉琴の五名は同会代表として、平生文相を官邸に訪問し、会見の上、帝国美術院改組の欠陥其の他に就い て詳細なる意見を述べ、予てより同会の主張する試案並に長文の建白書を提出、文相の善処を要望した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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