国宝の答申

記事番号:04662
年月:2003年03月

文化審議会(高階秀爾会長)は、3月20日、藤原定家自選歌集「拾遺愚草」上中下、自筆本(冷泉家時雨亭文庫)を国宝にするよう、遠山敦子文部科学大臣に答申した。また、葛飾北斎筆「紙本墨画日新除魔図」(坂本安子)、鏑木清方筆「三遊亭円朝像」(東京国立近代美術館)、藤島武二筆「天平の面影」(石橋財団石橋美術館)、関根正二筆「信仰の悲しみ」(大原美術館)、小出楢重筆「Nの家族」(大原美術館)など、45件を重要文化財に指定するように答申した。あわせて近代建造物の保護を目的とした登録有形文化財(建造物)として、157件を登録するように求めた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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