1998年度朝日賞受賞者決定

記事番号:04452
年月:1999年01月

わが国の文化・社会の発展に多大な貢献をした個人・団体に贈られる朝日賞受賞者を選ぶ財団法人朝日新聞文化財団と朝日新聞社の選考委員会(委員長・松下宗之同財団理事長、同社社長)は、1998年度の受賞者5氏を決定した。美術関係では美術史家山根有三が、「『山根有三著作集』完結にいたる日本美術史、とくに中世、近世絵画史における功績」によって、そして陶芸家鈴木治が、「『走泥社』を長年運営し陶芸界に新しい領域を開いた功績」によって、それぞれ受賞。贈呈式は21日、東京日比谷の帝国ホテルで行われた。これで第1回以来の同賞受賞者は377人、25団体となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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