芸術界の献艦運動

記事番号:00797
年月:1942年12月

陸海軍将士に報ひようとの気運が芸術界に澎湃として高まり、二十四日及び二十六日の両日、芸術各界の代表者が大政翼賛会に集り、これを全芸術界挙つての愛国運動とすべく打合せ会を行つた。両日は日本画の安田靫彦、石塚彰吾(小室翠雲代理)、洋画の梅原竜三郎木村荘八、彫刻の石井鶴三北村西望代理)や日本文学報国会事務局長久米正雄、日本音楽文化協会理事長中山晋平をはじめレコード文化協会、芸能文化聯盟等の各代表者が、あらゆる機能を総動員して戦艦献納の挙国運動に邁進することを申し合せた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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