伊藤延男のガッゾーラ賞受賞

記事番号:05112
年月:2011年12月

国際記念物遺跡会議(イコモスICOMOS)は1日、フランス・パリの国連教育科学文化機関(ユネスコUNESCO)本部で開催されている総会において、日本イコモス国内委員会名誉会員の伊藤延男へのガッゾーラ賞の授賞を発表した。アジアにおける木造建築の保存・修復の手法や伝統がヨーロッパの組石造建築のそれとは異なることを主張し、その多様性への理解と尊重を求め、歴史的建造物の保護に関する新たな国際基準の採択に貢献するなど、多年にわたり日本、アジアと海外との架け橋となった功績が認められたもの。日本人としては1987年に受賞した関野克に次ぐ二人目の受賞者となった。

登録日: 2014年09月17日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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