青木繁と近代日本のロマンティシズム展開催

記事番号:04667
年月:2003年03月

青木繁の芸術を今日的な視点から回顧しようとした展覧会が、3月25日より東京国立近代美術館で開催された。内容は、「Ⅰ.神話的渾沌から」、「Ⅱ.海のフォークロア」、「Ⅲ.生命礼賛」、「Ⅳ.恋愛あるいは永遠の女性」、「Ⅴ.古代の発見」、「Ⅵ.望郷あるいは晩帰」の6章からなり、青木繁の芸術が投げかけた問題を共有するかとおもわれる、万鉄五郎、村上華岳など近代日本の作家19人の作品もあわせて展示され、近代日本の底流を問い直そうとする意欲的な試みとなった。(会期、5月11日まで。以後、石橋財団石橋美術館に巡回。)

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top