人間国宝認定

記事番号:04635
年月:2002年06月

文化審議会(高階秀爾会長)は、6月21日に12人を重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう遠山敦子文部科学大臣に答申した。工芸技術の部では、袴地などの絹織物である「精好仙台平」の伝統技法の技術者甲田綏郎(73)、砂張加工技術を伝承する「銅鑼」制作の三代魚住為楽(64、本名魚住安彦)、「桐塑人形」の林駒夫(65)、兵庫県西宮市名塩に伝承する「名塩雁皮紙」の技術者谷野剛惟(67)、截金装飾の江里佐代子(56)、?漆の大西勲(57)が選ばれた。これにより、現存の人間国宝は、114人となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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