「土田麦僊展」開催

記事番号:04400
年月:1997年09月

明治末に日本画壇に登場し、東洋の古典絵画のみならず西洋絵画をも幅広く研究して新しい日本画の創出を求める推進力となった土田麦僊の作品を初期から晩年まで展観する大規模な展覧会が13日から東京国立近代美術館で開催された(~10月19日)。「舞妓林泉図」ほかの代表作をはじめ、素描、小下絵、大下絵を含む約150点が出品され、作家個人の画業の展開が跡づけられるとともに、大正・昭和初期の絵画の動きに再考を促す企画となった。同展は東京で終了後、京都国立近代美術館に巡回した(10月28日~11月30日)。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top