鎌倉市に鏑木清方の遺品寄贈

記事番号:04248
年月:1994年04月

幕末・明治期の風俗を描いた作品や美人画で知られる日本画家鏑木清方の旧作や遺作・遺品が、長く画家の住居のあった神奈川県鎌倉市に寄贈されることとなり、4日寄付目録が手渡された。寄贈される遺作・遺品は現在横浜美術館が保管し整理を進めている。「一葉女子の墓」「朝涼」等の代表作を含む日本画26点、下絵、日記、写生帖などあわせて数百点におよぶ作品・資料が寄贈されることとなり、鎌倉市はこれらを保管、公開する記念館を設立したいとする遺族の意向を汲んで積極的に検討していく予定である。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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