人間国宝指定
文化財保護審議会(鈴木勲会長)は19日、新たに3名を重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう森山文相に答申した。美術関係では練上手の松井美明(本名松井康成)、鋳金の斎藤明が認定されることとなり、これで人間国宝は49分野の70名となった。また、工芸技術の部として伊勢型紙を指定し、伊勢型紙技術保存会を保持団体として認定すること、規矩術を選定し、その保持者に持田武夫を認定、また、既に選定されている檜皮葺、柿葺の技術保持者に村上栄一を追加認定することもあわせて答申された。
登録日: 2014年04月14日更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)