第41回日本芸術院賞決定

記事番号:03617
年月:1985年03月

日本芸術院(有光次郎院長)は29日、59年度の芸術院恩賜賞と芸術院賞の受賞者9名を内定した。美術関係(第1部)からは、恩賜賞に日本画の村山径(59年日展出品作「冠」に対し)。芸術院賞に洋画の渡辺武夫(59年日展出品作「シャンパァニュの丘」)、彫塑の小森邦夫(59年茨城県芸術祭美術展出品作「青春譜」)、工芸の大樋年朗(59年日展出品作の陶器「峙つ」)、書の古谷蒼韻(59年日展出品作「万葉・秋雑歌」)、建築の西沢文隆(「神宮前の家」(白倉邸)ほか一連の住宅作品に対して)が、それぞれ選ばれた。授賞式は6月3日東京上野の日本芸術院会館で行なわれた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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