現代工芸美術家協会の分裂

記事番号:03225
年月:1978年05月

技術を重視する伝統工芸に対して、現代の美術工芸をめざして17年前に創設された日展系の現代工芸美術家協会(代表・山崎覚太郎、会員316人)が分裂し、3分の2近くの約200人が退会した。9日出された正式な退会声明書によると、退会したのは楠部弥一、清水六兵衛、山鹿清華帖佐美行らで、新たに「日本新工芸家連盟」を設立、来春から独自の展覧会活動をすることになった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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