美術品のオークション会社誕生 

記事番号:02931
年月:1971年12月

美術品の大衆化にともなってわが国にも外国並みに一般の美術愛好家を対象としたオークション形式による作品売買の制度の設立が期待されていたが、日本美術品競売株式会社が銀座の著名な七画廊の共同経営によって発足し、5日銀座の日本洋画商ホールで水彩、素描、版画を対象とした第1回オークションが催された。セザンヌ、ゴーガン、浅井忠、梅原竜三郎から池田満寿夫まで136点がセリにだされ、うち78点4,779万余円が取引された。 

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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