第14回シェル美術賞

記事番号:02871
年月:1970年08月

民間企業の美術コンクールのさきがけとして知られている第14回シェル美術賞の受賞者が今月初めに決まった。1昨年からテーマを「墨にさよる表現の新しい可能性を開拓する作品」にしぼり、ことしの審査は、応募者約400人、搬入点数約900点のなかから選ばれた。受賞者は、1等(賞金50万円)が佐々木壮六、2等(10万円)が田所幸一、3等(5万円)が西真、大塚長栄、黒崎彰、その他佳作17人。9月9日から13日まで、東京・霞ケ関ビルのプラザホールで入賞作品展が開かれるのを皮切りに、京都(市美術館)、名古屋(桜画廊)を巡回。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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