第一回桜新人賞決定

記事番号:01498
年月:1952年12月

財団法人教育美術振興会と桜商会は本年度から桜新人賞を設定した。光風会、春陽会、国画会、二科会、行動美術協会、一水会、新制作協会、第二紀会、独立美術協会、自由美術家協会、東光会の一一団体のその年の展覧会、洋画作品中から各一名を選び、賞金五万円を贈るもので、受賞者の年齢を満三五歳以下に限つている。第一回、二七年度は、西尾毅、市川晃、積田鰹士、佐藤睦郎、江見絹子、広瀬功、玉置正敏、中西勝、坂上栄治、野見山暁治、松永和夫に決定した。二七日から三一日まで日本橋三越においてこれら受賞者の作品展を催した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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