ユネスコ文化財保護条約案作成に日本も参加

記事番号:01457
年月:1952年07月

七月二一日から三週間パリで開催されるユネスコ第七回特別委員会で文化財保護の国際条約案が作成されるが、これに日本側からユネスコ常駐日本政府代表永井三樹三が代表として、また文化財保護委員会建造物課長関野克が顧問として出席することになつた。昭和二五年以来懸案となつているもので、二六年ユネスコ国際記念物委員会で作成した「武力衝突時における文化財保護に関するユネスコ条約案」一〇章四五条を一層検討する。関野克は一八日朝出発した。

登録日: 2014年04月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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