東京国立近代美術館の鏑木清方「築地明石町」収蔵

記事番号:05432
年月:2019年06月

東京・竹橋の東京国立近代美術館は24日、日本画家鏑木清方の代表作「築地明石町」(1927年作)を収蔵したと発表した。同作品は1927年の帝展で帝国美術院賞を受賞、戦後も美術展に度々出品され、71年には郵便切手の図案に採用されるなど広く親しまれたが、75年の展覧会を最後に所在不明となっていた。同館が6月に都内の画商から、三部作として制作された「新富町」「浜町河岸」とともに購入、収蔵へと至ったもので、同館にて11月1日から12月15日まで一般公開された。

登録日: 2023年09月07日
更新日: 2023年09月07日 (更新履歴)
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