興亜美術展覧会開設

記事番号:00534
年月:1939年10月

中華民国新民会中央指導部では、興亜精神に基き華北美術振興を目的として興亜美術展覧会を北京に開設することとなり、その第一回を十月二十八日から十一月三日まで、北京中央公園内新民堂、董事会、水?亭の三会場で開いた、わが国からは石井柏亭その他洋画家二十余名の賛助出品があつた。同展覧会は名誉会長に湯爾和臨時政府教育部総長、会長に繆斌新民会中央指導部長、賛助員に臨時政府、日本大使館関係者、北京、天津両市長等を推すもので、審査員は第一部中国国画学会長周肇祥、溥儒、斉白石、黄賓虹、第二部天津博物館院長厳智開、北京美術学校長服部亮英、第三部国立北京芸術専科学校長王石之、同教授鹿島英二らである。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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