ヨーロッパ巡回日本現代絵画展
1958年01月外務省、国立近代美術館、毎日新聞社主催になるヨーロッパ巡回日本現代絵画展は4月15日ローマ開催を振り出しにドイツ、フランス、ユーゴスラヴィア、エジプト、イランなど6カ国、11都市を巡回し、日本美術の理解を深めた。42作家の日本画、洋画、版画作品109点が送られ、21日から日本橋高島屋で国内展示会が行われた。
外務省、国立近代美術館、毎日新聞社主催になるヨーロッパ巡回日本現代絵画展は4月15日ローマ開催を振り出しにドイツ、フランス、ユーゴスラヴィア、エジプト、イランなど6カ国、11都市を巡回し、日本美術の理解を深めた。42作家の日本画、洋画、版画作品109点が送られ、21日から日本橋高島屋で国内展示会が行われた。
昭和32年度第9回「毎日美術賞」の授賞が決定し、次の通り発表された。 福沢一郎 第4回日本国際美術展出品作「埋葬」(油絵)その他の制作活動(賞金10万円) 浜口陽三 第4回日本国際美術展、第1回東京国際版画ビエンナーレ展など国内展での活動および57年度サンパウロ・ビエンナーレ展での版画大賞受賞など国際的活躍(版画)(特別賞5万円)
毎日新聞社提唱による32年度第6回「日本工業デザイン」の入賞が決定し、次の通り発表された。特選1席ナショナル・テレビ、鶴岡英世他2名。特選2席新三菱ルームクーラー、善入正英他2名。特選3席日立ポータブルテレビ、曽根靖史他2名。同3席ナショナル電気カミソリ、小池晃他1名。(以上各賞金特選1席通産大臣賞並に副賞50万円、特選2席同30万円、特選3席東京都知事賞副賞10万円)
米国建築家協会で、昨年設立百年を記念して設定した「汎太平洋賞」の最初の受賞者は丹下健三に決定した。同賞は太平洋地域の建築家の中からすぐれた仕事をした人を毎年1人選んで表彰するものである。尚授賞式は本人出席のもとに24日ハワイで行われた。