松方コレクションのモネ「睡蓮、柳の反映」発見

記事番号:05372
年月:2018年02月

クロード・モネの連作「睡蓮」の中の一点で、実業家の松方幸次郎が収集した「睡蓮、柳の反映」がパリのルーヴル美術館で見つかったことを、国立西洋美術館が26日に発表した。同作品は1921年に松方がモネから直接購入したもので、2016年9月にルーヴル美術館内の倉庫部屋にて、木枠から外され筒状に巻かれた状態で発見された。その後フランス政府から松方家へ同作品は返還され、2017年11月に同家を通じて国立西洋美術館に寄贈。同美術館はその修復作業を行ない、2019年6月11日から9月23日に開催の「松方コレクション展」で公開した。

登録日: 2022年08月16日
更新日: 2022年08月16日 (更新履歴)
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