岡鹿之助展開催

記事番号:04931
年月:2008年04月

点描による温雅な画風で知られる岡鹿之助の作品70点により、その画業を再考する「岡鹿之助展」がブリヂストン美術館で26日から開催された(7月6日まで)。描かれた題材によって「海」「運河」「献花」「雪」「灯台」「発電所」「群落と廃墟」「城館と礼拝堂」「融合」という9つのテーマ別に作品を分類し、1924年の渡欧後、約3年で画風を確立してから、自身の作品の引用というべき制作を繰り返し、同じ題材によって造形を熟成させていく画業が新たな角度から跡づけられた。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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