「狩野永徳」展開催

記事番号:04895
年月:2007年10月

遺品が少ないことからまとまった展観がなされてこなかった狩野永徳の展覧会が京都国立博物館で16日から開催された(11月18日まで)。近年、新たなに発見された作例を網羅し、「墨を極める」、「永徳と扇面画」、「為政者たちのはざまで」、「時代の息づかい―風俗画」、「桃山の華―金碧障屏画」、「壮大なる金碧大画」の章立てで71点が出品された。父の松栄、弟宗秀、長男光信らの代表作を合わせて展示し、永徳の画業を再考する貴重な機会となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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