「フェルメールとオランダ風俗画」展開催

記事番号:04890
年月:2007年09月

アムステルダム国立美術館所蔵品からフェルメール、ヤン・ステーンなど17世紀オランダを代表する画家をはじめ、19世紀ハーグ派による作品など油彩40点、水彩画9点、版画51点を展示し、オランダ風俗画の流れをたどる「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」が26日から12月17日まで国立新美術館で開かれた。Ⅰ)「黄金時代」の風俗画、Ⅱ)偉大なる17世紀の継承と模倣、Ⅲ)19世紀後半のリアリズムの風俗画、Ⅳ)版画と素描、Ⅴ)工芸品の5章により構成され、市民の日常的な生活の描写を重視してきたオランダ絵画の流れをあとづける充実した展観となった。「牛乳を注ぐ女」はアジア地域で初めての公開となった。

登録日: 2014年04月14日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
to page top