雪舟作品、84年ぶりの発見

記事番号:05359
年月:2017年09月

室町時代の水墨画家、雪舟が描き、所在不明になっていた「倣夏珪山水図」が84年ぶりに見つかったと、山口県立美術館が19日に東京都内で発表した。雪舟が中国の画家に倣った団扇形倣古図12点のうちの1点で、1933年に西日本鉄道の前身である九州電気軌道が売立に出した際の目録に掲載された後、行方が分からなくなっていた。同作品は、山口県立美術館で開催された「雪舟発見!展」(10月31日~12月10日)で公開された。

登録日: 2020年12月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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