第29回世界文化賞受賞者決定

記事番号:05358
年月:2017年09月

世界の優れた芸術家を顕彰する高松宮殿下記念世界文化賞(主催:公益財団法人日本美術協会)の第29回受賞者が12日発表された。美術関係では、絵画部門で写真、ビデオ・インスタレーション、映画で現代イスラム社会における女性のあり方を詩的かつ刺激的に描写してきたニューヨーク在住のイラン人女性映像作家シリン・ネシャット、彫刻部門で廃材の金属意ボトルキャップを銅線で編み上げた巨大な「メタル・タペストリー」等で知られ、ナイジェリアを拠点に活躍するガーナの彫刻家エル・アナツイ、建築部門で土地の歴史的背景を重視しながら、環境と調和させて都市空間に溶け込む建築物をデザインするスペインの建築家ラファエル・モネオが受賞した。

登録日: 2020年12月11日
更新日: 2020年12月11日 (更新履歴)
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